ひらの矯正歯科クリニック

『自分が受けたい矯正治療を提供したい』 と私たちは考えています。

• 東京都世田谷区太子堂2-14-3-4Ｆ　
• 03-3487-3389

当院の考えている矯正治療

矯正治療は単に歯の配列が整えば良いと思われがちですが、咬み合わせを良くする矯正治療において最も重要なのは健全な顎の関節と私たちは考えています。顎の関節が正常でなければ、良い咬み合せを作り上げることは非常に困難となるからです。
矯正治療に訪れる患者さんで顎関節に自覚症状の無い患者さんでも多くの方に顎の関節にズレがみられます。現在、又は過去に顎の関節に音がする、口がまっすぐ開かない、痛むなど何らかの症状が有る患者さんは、関節円板と呼ばれる軟骨がズレている方が非常に多い事からです。また、成長期に顎関節円板のズレは始まってしている可能性があり、下顎の成長に影響を与えるため、下顎が小さくなり、顎が後退した顔貌や開咬や顔面非対称の原因となります。
咬み合せを良くするのが矯正治療の最大の目的ですが、術前に顎の関節について十分に確認されていると思われがちですが、実際のところはそうではなさそうです。矯正治療は顎関節には関係ないという考え方が主流になっているからです。当院では、この顎関節の診断に十分配慮し、更に顔貌の改善、歯の並び、そして歯肉などの歯周組織を考慮して矯正を行っています。矯正治療後何年も経過した患者さんがリコールで来院され、良い歯並びを保ち、顔の表情もすっきりしているのを見ると、顎の関節こそ矯正治療の重要なポイントであると実感しています。