しばしばお問い合わせをいただく質問をまとめました。

Q.
新型コロナ感染症に対する取り組みはどうなっていますか? (2022/04/05)
A.
蔓延防止等重点措置は全国で解除されましたが、新型コロナ自体は根絶されたわけではありません。
当院での取り組みは以下の通りです。
●予約患者、未予約患者にかかわらす、発熱・風邪症状のある方●
下記の項目にひとつでも当てはまる場合は管轄の保健所へすぐに電話相談して下さい。
 ・息苦しい感じ
 ・ひどくだるい感じ
 ・高熱(38℃以上)
 ・咳が強いと思う
 ・喉痛が強いと思う
 ・65歳以上の風邪
 ・糖尿病患者の風邪
 ・心不全患者の風邪
 ・肺気腫患者の風邪
下記の項目いづれかに当てはまる方は翌朝に保健所へ電話相談してください。
 ・2日間の軽い熱
 ・2日間の軽い咳
 丹羽郡・江南市・犬山市の管轄は 江南保健所 ℡0587-55-1699

厚生労働省・日本医師会の通達を遵守し、当院では新型コロナ検査、インフルエンザ検査、溶連菌検査およびアデノウィルス検査は実施していません。
『発熱、のど痛、咳、鼻水、頭痛、味・ニオイがわからない』症状がある場合には『まずはお電話下さい(℡92-3320)。』
看護師が医師と相談し適切に対処方法をご案内します。


●風邪以外の症状で久しぶりに受診、または初めて受診される方●
『直接来院せずまずはお電話下さい(℡0587-92-3320)。』直接当院にお越しいただいても『院内には入れません。』


●毎月定期的に予約で受診しておられる方で、特段の症状変化のない方●
必ず『マスク着用』でお越し下さい。玄関で手指の『アルコール消毒』をし、来院時に『体温測定』を行います。
高血圧のある方は自宅で血圧測定をおこない、メモして来てください。
付添いの方の『体温測定』も行います、最低限の人数でお越し下さい。
                   .................
定期通院の方も体調に変化のある方は『必ず事前に受付に電話を入れて下さい。(℡92-3320)』


クリニック内には発熱・風邪症状等感染症疑いの方はおりません。除菌・換気には十分気を付けています。
それでも、会計ができるまでの間、待合室でお待ちいただくのが気になる方は、
『お車・駐車場でお待ち』いただいても構いません。会計の用意が出来ましたら携帯電話でお呼びいたします。
その他心配な事がありましたら必ず『直接来院せずまずはお電話下さい。(℡92-3320)』
Q.
個人情報保護方針および個人情報の利用目的はどうなっていますか? (2022/04/05)
A.
【個人情報保護方針および個人情報の利用目的】 (2021/04/01改定)
当院は信頼の医療に向けて、患者さんに良い医療を受けていただけるよう日々努力を重ねております。
「患者さんの個人情報」につきましても適切に保護し管理することが非常に重要であると考えております。
そのために当院では、以下の個人情報保護方針を定め確実な履行に努めます。

1.個人情報の収集について
当院が患者さんの個人情報を収集する場合、診療・看護および患者さんの医療にかかわる範囲で行います。
その他の目的に個人情報を利用する場合は利用目的を、あらかじめお知らせし、ご了解を得た上で実施いたします。ウエブサイトで個人情報を必要とする場合も同様にいたします。

2.個人情報の利用および提供について
当院は、患者さんの個人情報の利用につきましては以下の場合を除き、本来の利用目的の範囲を超えて使用いたしません。
     ◎ 患者さんの了解を得た場合
     ◎ 個人を識別あるいは特定できない状態に加工※1して利用する場合
     ◎ 法令等により提供を要求された場合
当院は、法令の定める場合等を除き、患者さんの許可なく、その情報を第3者※2に提供いたしません。

3.個人情報の適正管理について
当院は、患者さんの個人情報について、正確かつ最新の状態に保ち、患者さんの個人情報の漏えい、紛失、破壊、改ざん又は患者さんの個人情報への不正なアクセスを防止することに努めます。

4.個人情報の確認・修正等について
当院は、患者さんの個人情報について患者さんが開示を求められた場合には、遅滞なく内容を確認し、当院の「患者情報の提供等に関する指針」に従って対応いたします。また、内容が事実でない等の理由で訂正を求められた場合も、調査し適切に対応いたします。

5.問い合わせの窓口
当院の個人情報保護方針に関してのご質問や患者さんの個人情報のお問い合わせは下記の方法でお受けいたします。
 「個人情報保護相談窓口」  または 「意見箱への投函」

6.法令の遵守と個人情報保護の仕組みの改善
当院は、個人情報の保護に関する日本の法令、その他の規範を遵守するとともに、上記の各項目の見直しを適宜行い、個人情報保護の仕組みの継続的な改善を図ります。

平成 28年 6月 1日
かつし家庭医療医院 院長 渡辺勝志

*1 . 単に個人の名前などの情報のみを消し去ることで匿名化するのではなく、あらゆる方法をもってしても情報主体を特定できない状態にされていること。
*2 . 第3者とは、情報主体および受領者(事業者)以外をいい、本来の利用目的に該当しない、または情報主体によりその個人情報の利用の同意を得られていない団体または個人をさす。
※ この方針は、患者さんのみならず、当院の職員および当院と関係のあるすべての個人情報についても上記と同様に取扱います。
当院では患者さんの個人情報の保護に万全の体制を採っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

個人情報の利用目的
<1.院内での利用>
1.患者さんに提供する医療サービス
2.医療保険事務
3.会計・経理
4.医療事故等の報告
5.当該患者さんへの医療サービスの向上
6.院内医療実習への協力
7.医療の質の向上を目的とした院内症例研究
8.その他、患者さんに係る管理運営業務

<2.院外への情報提供としての利用>
1.他の病院・診療所、助産院、薬局、訪問看護ステーション、介護サービス事業者等との連携
2.他の医療機関等からの照会への回答
3.患者さんの診療等のため、外部の医師等の意見・助言を求める場合
4.検体検査業務等の業務委託
5.ご家族等への病状説明
6.保険事務の委託
7.審査支払機関へのレセプトの提供
8.審査支払機関または保険者への照会
9.審査支払機関または保険者からの照会への回答
10. 事業者等から委託を受けた健康診断に係る、事業者等へのその結果通知
11.医師賠償責任保険等に係る、医療に関する専門の団体や保険会社等への相談または届出等
12.その他、患者さんへの医療保険事務に関する利用

<3.その他の利用>
1.医療・介護サービスや業務の維持・改善のための基礎資料
2.外部監査機関への情報提供

*1. 上記のうち、他の医療機関等への情報提供について同意しがたい事項がある場合には、その旨を担当窓口までお申し出ください。
*2. お申し出がないものについては、同意していただけたものとして取り扱わせていただきます。
*3. これらのお申し出は、後からいつでも撤回、変更等をすることができます。
*4.オンライン資格確認導入に当たり<2.>8.を追加しました。(2021/04/01)
Q.
正しい保険証・正しい医療証を毎月見せるのですか? (2022/04/05)
A.
【正しい保険証・正しい医療証を毎月ご提示ください】
当院では、社会保険制度に基づく診療を行っています。
毎月はじめての診察時には正しい被保険者証(保険証)と正しい医療証の提示が必要です。
保険証・医療証の提示がない場合や、間違った保険証・医療証(期限切れ、姓名・住所が一致しない等)の場合、当院で対応できないため全額を支払いしていただく場合があります。
そうならないためにも、職場・役所等ですみやかに変更手続きをおこない正しい保険証・正しい医療証を毎月ご提示ください。
(同月内であれば正しい証に変更した後に各自で清算手続きをとることができます。)
Q.
お薬手帳を見せるのですか? (2022/04/05)
A.
【お薬手帳をお見せください】
当院では皆様の「お薬手帳」を拝見いたします。かかりつけ医として皆様の診療状況を把握するためです。
診察時に保険証や診察券と一緒に受付へお出しください。ご協力お願いいたします。
Q.
領収証再発行はできませんか? (2022/04/05)
A.
【領収証再発行はできません】
自己負担金をお支払いいただいた皆様には毎回無料で領収証をお渡ししています。
この領収証は「課税控除明細票」であり、確定申告等に必要になる場合があります。
当院では領収証の再発行はできません。各自で大切に保管してください。
Q.
電話での診察はありますか? (2022/04/08)
A.
【電話での再診察「電話等再診」を実施しています。(初診は不可)】

新型コロナウイルス流行が続いている現状では、「自身が新型コロナに罹患した」「同居家族が新型コロナに罹患した」「濃厚接触者になった」「自宅待機を指示された」等々、様々な理由で受診できない場合があります。
厚生労働省の時限的緩和措置により、現時点では理由がある方には電話等再診を受けていただけます。お薬処方も検討します。

実際に医師とお話しいただきます。診察料がかかります。(医師法 無診療投薬の禁止)
通信費や事務手続きとして550~660円(税込)ほどかかります。(保険診療で認められた「情報通信機器の運用に関わる実費」)
通常の診療の合間に電話等再診を行いますので、下記の流れとなります。

・まず患者さんからお電話いただき、電話等再診の予約を取ります。
 (看護師・医師により電話等再診の条件に当てはまるか判断いたします、下記①~⑥参照)
・電話番号をお聞きします、必ずつながる番号を伝えて下さい。
・予約時間の前後30分に、保険証・診察券を手元に用意し、お待ちいただきます。
 (当日来院済であれば院外で待機していただき、30~60分の待ち時間で電話等再診を行います。)
・予約時間になりましたら医院から電話をいたします。スタッフが氏名・生年月日・保険証番号等の本人確認を行います。
 *保険証の内容(期限等)で確認が取れない場合は予約の変更になる場合もございます。
・医師と話し、診察を受けていただきます。
・最後にスタッフから処方箋お渡し方法・お会計の説明があり、次回の予約希望がある場合はお取りいたします。
・隣のほほえみ薬局以外のかかりつけ薬局がございましたら、電話・FAX番号をお知らせください、当院からかかりつけの薬局へ連絡し、処方箋をFAXいたします。なお原本も当院より郵送となりますので実費(110円程度)を追加でいただきます。
・お会計は次回診察時に精算となります。

電話等再診可能な条件
 ① 電話の相手が本人または家族(キーパーソン)である確認が取れている
 ② 定期的に当院に通院されている方で、前回受診から2ヶ月以内である
 ③ 症状が安定している
 ④ 定期的に服用している薬の継続のみを希望している
 ⑤ 向精神病薬や睡眠薬などの処方は適しません
 ⑥ 漢方の総合感冒薬は医師の診断の上で処方が決まります

緊急の処置が必要と考えられる場合は、電話等再診ができません。例えば
 ×「胸の痛み」(急性心筋梗塞の恐れ)
 ×「突然の頭痛」(脳卒中の恐れ)
 ×「鼻・口・肛門から血が出た」(癌、大量出血によるショックの恐れ)
 ×「39.0℃以上の高熱」(重篤な感染症の恐れ)
 ×「打った、撲った、転んだ、ぶつけた、挟んだ」(内出血の恐れ)
 ×「やけどした」(内部組織壊死の恐れ)
 ×「蜂に刺された」(アナフィラキシーショックの恐れ)
 ×その他、医師の判断で早急な対面診療が必要と考えられる場合。
 
電話等再診の予約を入れた後でも、つらくて我慢できない場合や病状に急激な変化がある場合には、
 →すぐに近くの救急病院(江南厚生病院、総合犬山中央病院、さくら総合病院等)を受診して下さい。

その他注意事項
 ・電話等再診を受けられた場合、次回は対面での診察が必要となります。
 ・電話等再診で処方できるお薬は14日分(2週間分)以内で医師の判断となります。
 ・当日診療の混雑状況によって電話等再診の時間が遅れることもございます、ご理解いただきますようお願いいたします。
Q.
地域包括診療・機能強化加算とは何ですか (2022/03/15)
A.
【地域包括診療・機能強化加算のご案内】

1. かつし家庭医療医院は地域において包括的な診療を担う医療機関です。
  脂質異常症、高血圧症、糖尿病、慢性心不全、慢性腎臓病、または認知症のうち2以上の疾患をお持ちの方に、
  同意をいただいた上で包括的で全人的な診療を提供いたします。
2. 他の医療機関への通院状況をお知らせください。(全体的な病状把握のためです)
3. 他の医療機関のお薬手帳をお見せください。(ポリファーマシーの予防のためです)
4. 当院ではかかりつけ高齢者在宅医療を実施しています。(当該患者からの問い合わせには24時間対応しています。)
5. 当院では健康診断、介護保険、各種予防接種に係る相談を実施しています。(医療、介護、ワクチンに精通しています)
6. 当院では敷地内全面禁煙を実施しています。喫煙はご遠慮ください。(受動喫煙防止のためです)
7. 必要に応じて専門医療機関への紹介を行ないます。(近隣の病院と連携しています)
8. 医療機能情報提供制度を利用して、かかりつけ医機能を有する医療機関が検索可能です。
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/teikyouseido/index.html
Q.
子宮頸がんワクチン、ヒトパピローマウイルスワクチン、ガーダシルについて教えて下さい。 (2022/04/04)
A.
ヒトパピローマウイルスワクチン(以下、HPVワクチン)の定期接種について
HPVワクチンの定期接種の対象者は、下記①②の方々です。
 ①小学校6年~高校1年相当の女子(扶桑町のみ中学1年~高校1年)、
 ②平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女性で過去にHPVワクチンを合計3回受けていない方
市町村からの予診票をお持ちの対象者は2022年4月から公費で(無料で)接種を受けることができます。(計3回)
対象②の方は2025年3月まで受けられます。(3年間の時限的措置)
現在日本において公費で受けられるHPVワクチンは2種類(サーバリックス®、ガーダシル®)ありますが、当院で受けられるHPVワクチンは【ガーダシル®】のみです。
★現在、内服治療やカウンセリングを受けておられる方は必ず申し出て、予診票にも記入してください。
★今までに注射やけがの後で原因不明の痛みが続いたことがある方やメンタルに不調をきたしている方は、【ガーダシル®】注射を契機にして原因不明の痛み症状等が起きる可能性が比較的高いと考えられているため、必ず事前に申し出て医師とよく相談してください。


<【ガーダシル®】の効果>
1.【ガーダシル®】は、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。接種により、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
2.【ガーダシル®】の接種により、感染予防効果を示す抗体は少なくとも12年維持される可能性があることが、これまでの研究でわかっています。(ワクチンの誕生(2006年)以降、期待される効果について現在でも研究が続けられています。)
3.海外や日本で行われた疫学調査では【ガーダシル®】を導入することにより「子宮頸がんの前がん病変」を予防する効果が示されています。また、接種が進んでいる一部の国では「子宮頸がんそのもの」を予防する効果があることも分かってきています。『【ガーダシル®】の接種を1万人が受けると、子宮頸がんになるはずの約70人ががんにならなくてすみ、約20人の命が助かる』と試算されています。

<【ガーダシル®】接種スケジュール・接種方法>
1回目接種 → 2か月後の同日以降に2回目接種 → 2回目接種日から4か月後の同日以降に3回目接種
例えば、1回目4月15日に接種→2回目は6月15日以降でOK(実際は6月18日に接種)→3回目は10月18日以降でOK
接種方法は、新型コロナワクチンと同様の「上腕三角筋への筋肉内注射」です。当院ではベッド上で打ちます。

<【ガーダシル®】のリスク>
【ガーダシル®】接種後には、多くの方に、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。まれですが、重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)が起こることがあります。
短期間で回復したものを含め、【ガーダシル®】接種後に生じた症状として報告があったのは、接種1万人あたり約10人です。このうち、報告した医師や企業が重篤と判断した人は、接種1万人あたり約6人です。

<痛みやしびれ、動かしにくさ、不随意運動について>
●ワクチンの接種を受けた後に、広い範囲に広がる痛みや、手足の動かしにくさ、不随意運動(動かそうと思っていないのに体の一部が勝手に動いてしまうこと)などを中心とする多様な症状が起きたことが報告されています。
●この症状は専門家によれば「機能性身体症状」(何らかの身体症状はあるものの、画像検査や血液検査を受けた結果、その身体症状に合致する異常所見が見つからない状態)であると考えられています。
●症状としては、①知覚に関する症状(頭や腰、関節等の痛み、感覚が鈍い、しびれる、光に対する過敏など)、②運動に関する症状(脱力、歩行困難、不随意運動など)、③自律神経等に関する症状(倦怠感、めまい、睡眠障害、月経異常など)、④認知機能に関する症状(記憶障害、学習意欲の低下、計算障害、集中力の低下など)などいろいろな症状が報告されています。
●「HPVワクチン接種後の局所の疼痛や不安等が機能性身体症状をおこすきっかけとなったことは否定できないが、接種後1か月以上経過してから発症している人は、接種との因果関係を疑う根拠に乏しい」と専門家によって評価されています。
●また、同年代のHPVワクチン接種歴のない方においても、HPVワクチン接種後に報告されている症状と同様の「多様な症状」を有する方が一定数存在することが明らかとなっています。
●このような「多様な症状」の報告を受け、様々な調査研究が行われていますが、「ワクチン接種との因果関係がある」という証明はされていません。
●ワクチンの接種を受けた後や、けがの後などに原因不明の痛みが続いたことがある方は、これらの状態が起きる可能性が高いと考えられているため、接種については医師とよく相談してください。

<ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関○及び
  厚生労働行政推進調査事業研究班の所属医療機関◎(令和4年3月7日現在、厚生労働省資料より抜粋)>
HPVワクチン接種後に生じた症状に関して不安や疑問がある方は、愛知県の相談窓口にご相談ください。(℡052-954-6272)
HPVワクチンに関する一般的なご相談は、厚生労働省予防接種相談窓口にて受け付けております。(℡03-5276-9337)
○ 名古屋大学医学部附属病院 小児科: TEL:052-744-2838 FAX:052-744-2880
◎ 愛知医科大学病院 疼痛緩和外科・いたみセンター: TEL:0561-62-3311 FAX:0561-63-3208
○ 名古屋市立大学医学部附属西部医療センター 産婦人科: TEL:052-991-8121 FAX:052-916-2038
○ 愛知県厚生農業協同組合連合会豊田厚生病院 神経内科: TEL:0565-43-5000 FAX:0565-43-5100
○ トヨタ記念病院 脳神経内科: 医療機関:患者支援センター地域医療連携グループTEL:0565-424-7082 FAX:0565-29-8828
○ トヨタ記念病院 脳神経内科: 患者:予約センターTEL:0120-489-587(脳神経内科予約)
○ 春日井市民病院 小児科: TEL:0568-57-0057 FAX:0568-57-0259
○ 小牧市民病院 産婦人科: TEL:0568-76-4131 FAX:0568-76-4145
○ 豊川市民病院 産婦人科: TEL:0533-86-1111 FAX:0533-84-1327
◎ 名古屋市立大学病院 いたみセンター: 患者受付窓口TEL:052-851-5511 FAX:052-851-4801


<ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関>
愛知県保健医療局資料より (令和4年4月 28 日時点)

名古屋大学医学部附属病院 小児科: ℡052-744-2838
名古屋市立大学医学部附属西部医療センター 産婦人科: ℡052-851-5511
名古屋市立大学病院 いたみセンター: ℡052-991-8121
豊橋市民病院 産婦人科: ℡0532-33-3013
岡崎市民病院 神経内科・小児科: ℡0564-21-8111
春日井市民病院 小児科: ℡0568-57-0057
小牧市民病院 産婦人科: ℡0568-76-4131
愛知医科大学病院 疼痛緩和外科・いたみセンター: ℡0561-62-3311
豊田厚生病院 神経内科: ℡0565-43-5000
トヨタ記念病院 脳神経内科: ℡0565-24-7082(医療機関)
トヨタ記念病院 脳神経内科: ℡0120-489-587(患者)
豊川市民病院 産婦人科: ℡0533-86-1111
Q.
スギアレルギーに対する舌下免疫療法をおこなっていますか? (2022/04/04)
A.
【スギアレルギーに対する舌下免疫療法を実施しています】

《★★舌下免疫療法の説明文書★★》
★目次
舌下免疫療法とは?
舌下免疫療法がオススメの方
舌下免疫療法の『期待される効果』は?
舌下免疫療法の種類は?
舌下免疫療法の『治療内容』の流れ
舌下免疫療法の『副作用』
舌下免疫療法が受けられない方・注意が必要な方

★舌下免疫療法とは?
舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を毎日ゆっくり体内に吸収させることで、アレルギー反応を弱めていく治療法のことです。100年以上前から行われているアレルゲン免疫療法(減感作療法)の1種です。以前はアレルゲンを皮下注射する「皮下免疫療法」でしたが、近年では舌の下で舐める「舌下免疫療法」が登場し、自宅で治療できるようになりました。
現在、スギ花粉症とダニのアレルギー症状を根本的に治すことができる唯一の治療法です。
ただし、治療期間が3~5年と、根気のいる治療になります。
スギ花粉に対する舌下免疫療法の治療開始時期は、6月1日~11月下旬頃 です(スギ花粉が飛ぶ可能性がある時期は、治療を始めることができないため)。事前検査・治療予約は、いつでも行っておりますので、ご希望の患者さまはご相談ください。

★舌下免疫療法がオススメの方
・3月から4月くらいに鼻水や眼のかゆみなどでお困りな方
・家の中にいると鼻や喉がムズがゆくなったり、ソワソワする方
・ダニやスギ花粉が原因で抗アレルギー薬がなかなか手放せない方
・種々のアレルギー症状に関して、原因から治す「根本治療」を期待している方

★舌下免疫療法の『期待される効果』は?
正しく長期間治療をすると、アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状を抑えられる可能性が高いです。また症状が抑えられない場合でも、症状をやわらげ、抗アレルギー薬を少なくすることが期待できます。
舌下免疫療法や海外では1986年に初めて報告され、ヨーロッパでは1993年からガイドラインに掲載されるようになり、以降安全性と有効性が示されている治療になります。一方、日本では20年以上遅れて、2014年にスギ花粉症に対して、2015年よりダニ通年性アレルギー性鼻炎に対して保険適応になりました。その後2018年から小児患者にも普及が進んできています。
例えばスギ花粉症に対する効果は、「薬を全く使用しなくても無症状となる、根治の例: 17.4%、薬物療法と同以上の効果が期待できる例:60%、無効な例: 8.7%」となっています。(参考:スギ花粉症舌下免疫療法の治療3年目112例の臨床効果)
ダニアレルギーに関してもほぼ同等の結果となっております。また、舌下免疫療法の効果は鼻や眼のアレルギー症状を抑えるだけではなく、新規アレルゲンの感作の予防効果があることが知られています。ダニ通年性アレルギー性鼻炎の方に舌下免疫療法を3年から5年行った方は、15年後にダニ以外(花粉など)の新規アレルゲンに感作したのは5年施行群で11%に抑えられました(施行しなかった方は15年で100%新規アレルゲンに感作しました)

★舌下免疫療法の種類は?
当院で実施している舌下免疫療法として「スギ花粉症:シダキュア®、ダニ花粉症:ミティキュア®」があります。ハウスダストはアレルギーを引き起こすものの混合物で98%以上がダニです。つまり、ハウスダストアレルギーの原因のほどんどがダニなので、ハウスダストのアレルギーがある方は舌下免疫療法で症状が緩和する可能性が高いと考えられます。

★舌下免疫療法の『治療内容』の流れ
まずアレルギー血液検査や問診・身体診察など行い、症状がスギやダニによるものかを診断していきます。
その後、薬によるアレルギー反応がでないか確認する目的で初回投与を院内で行います。具体的には治療薬の錠剤を舌下(舌の裏)に置きます。錠剤は舌下ですぐ溶けますが、1~2分はそのままにしておき、そのあと飲み込みます。飲み込んだ後の5分間は飲食やうがいができません。この治療を基本的に毎日行います。
初回投与から2週間は増量期、その後は3年以上定期的に通院していただきながら継続します。
副作用が起こらないようにするため、投与中は「投与後は5分ほどうがいや飲食を避けること、投与前後は2時間ほど激しい運動や入浴を避けること、自己判断で服用を中止・再開しないようにすること」などに注意が必要です。

★舌下免疫療法の『副作用』
軽度なものは「口内、口唇のかゆみ・口腔内や舌根部の浮腫、感覚の異常、じんましん、腹部症状、(嘔吐、腹痛、下痢など)、喘息発作、その他(耳のかゆみ・喉の炎症や違和感・くしゃみ・鼻みず・鼻詰まり・目のかゆみ)」です。
舌下免疫療法に伴う重篤な副作用(アナフィラキシーショック)は10万回に1回とされています。その他、治療の中断に至るような副反応としては喘息発作や消化器症状などがあげられます。副作用の多くは薬の増量をきっかけに起こることが多いです。

★舌下免疫療法が受けられない方・注意が必要な方
① 受けられない方
・対象のアレルギー(スギ花粉・ダニ)ではない方
・重い気管支喘息の方
・悪性腫瘍(がん)や自己免疫系の病気がある方
② 注意が必要な方
・アレルゲンを使った治療や検査によってアレルギー症状をおこしたことがある方
・気管支喘息の方
・65歳以上の方
・妊婦の方、授乳中の方
・抜歯後や口の中の術後、または口の中に傷や炎症などがある方
・重症の心疾患、肺疾患及び高血圧症がある方
・他に服用中のおくすりがある方(特に非選択的β遮断薬、三環系抗うつ薬、モノアミンオキシダーゼ阻害薬<MAOIなど>)
・全身性ステロイド薬の投与を受けている方
・いろいろなアレルゲンに対しても反応性が高い方

☆なお当院では12歳以上の方から対象となります。事前にお薬手帳などで医師が確認して投与の判断を行いますので、持参をお願いいたします。
☆スギ花粉症の舌下免疫療法であるシダキュア®はスギ花粉の飛散時期に始めることができません。アレルギー物質であるスギ花粉の飛散量が増えるので、体へ予想以上に吸収されてしまうためです。
☆他にご不安な点がありましたら、当院医師にお気軽にご相談ください。
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